2016年2月27日土曜日

東京大学推薦入試に希望を見る!^^

2016年度の国公立大入試(個別試験=第2次試験)の前期日程試験が、25日(木)、始まりました。
そのニュースとの関連で、東京大学が今年初めて導入したと云う推薦入試についての記事も読みました。
この東京大学推薦入試が、特にうちの塾にとっては、なかなか興味深い入試のようです。
大学入試センター試験の得点が8割程度で良い、とか、大体二人に一人が合格(厳密には173人中77人で約44.5%の合格率)、とか、出願者数が予想より少ない、とか、第1次選考は不合格者がほとんど居ない、とか、東大の入試にしては、やけに合格し易い試験です。

東京大学のウェブサイトを見てみると、
つまり、
入試の方法にどんなに手を尽くしても、
入学試験の得点だけを意識した,視野の狭い受験勉強のみに意を注ぐ人
ばかり集まり、東京大学が求める
自ら主体的に学び,各分野で創造的役割を果たす人間へと成長していこうとする意志を持った学生
が集まらないので、最早、批判されるとしても形振り構わずアグレッシブに、欲しい生徒を求めます!
そして、不公平と言われようとも、女子が欲しいです!
と云う事ですね(笑)。
行間から感じられる危機感と必死さが半端無いです(笑)。

勿論私は、そのような危機感と必死さは当然だ、と思います。
日本の学力低下はそこまでやばくなっている、と思います。

そして、ここ数年(十数年?)、東大出身の女性芸能人がやたら多いのも納得出来ました(笑)。
今は、昔言われていたのとは逆で、見た目には男の子より女の子の方が元気なようで、実際には女の子の方が精神が弱い傾向が有るようなので、「求む、女子!」とのエールにも納得が行きます。

更に、
を見ると、東大が学生に、知識・技術よりも、主体性・文章力・総合力・思考力・理解力を求めている事が、余りにも明確にはっきりと、具体的に書かれています。
正に私がずっと言ってきた事であり、今、粟谷塾の生徒達が身に着けつつある特質です。

私は、このような危機感と学力観、そして、それをなかなか人に理解されない苦労をも共有した文章を、初めて読みました。
ようやくこう云う文章に巡り逢えた、特に、同じ苦労を共有している人達に巡り逢えた、と感激しました。
そして、それが日本の大学の筆頭として日本の学校教育の進路を決める東京大学だった事も、嬉しかったです。
もうしばらくすれば、その危機感、学力観、苦労が、もう少し人に理解されるようになるでしょうか。
勿論、東大がその認識を反映した指導を実際にどの程度行なうかは分かりませんが、それでも、こう云う認識を持っている事を示してくれただけでも、本当に嬉しかったです。

参考ページ

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