上の画像は、マイケル・ジャクソン「ブラック・オア・ホワイト」のショートフィルム(ミュージック・ビデオ)の一部分のスナップショットを並べた物です。
実は、この記事を公開するのと同時に、「『粟谷塾[勉強]心得』付録 社会科 人種は存在しない?」を公開したのですが、その中でこのショートフィルムに触れました。
私は、元々この歌の事は知っていて、ショートフィルムのその辺りの映像を授業で活用する事は前から考えていたのですが、今回、改めてこの歌について調べ、特に下記のウェブページを参考にして考えて、この歌が伝える極めて重要な意味に気付きました。
それは、この歌が問題提起し抗議しているのは、人種差別に限らず、
に対してだろう、と云う事です。
- 相手を知ろうとしない故の、相手に対する偏見、思い込み
つまり、私がこの四半世紀取り組んできたのと同じテーマです。
私はこれまで、マイケル・ジャクソンがこのショートフィルムの冒頭部分に込めた意味が分からず、子供達に無闇に反抗を教えているだけのように感じて、違和感が有りました。
しかし、今回、もし私が登場する父親の立場だったらどうするだろうか、と想像し、私なら頭ごなしに「うるさい!」と怒鳴る前に「その曲何て云う曲?」とか「その歌そんなに好きなの?」とか聞くだろう、と考えて、「ああ、そう云う事か!」と気付きました。
まあ、尤も、マコーレー・カルキンが演じる子供の、正義ぶって悪びれない態度には、やはり違和感を感じますが^^;
このショートフィルムが「PREJUDICE IS IGNORANCE」との言葉で終わる事も、今回初めて知りました。
マイケル・ジャクソンがこう云う事を考えていたのだとすると、元々全く無関係の人と云う訳ではありませんでしたが、驚きと共に一層親近感を感じます。
先日の東京大学推薦入試の件に続いて、感激の出来事でした。
Michael Jackson Black Or White - YouTube
PREJUDICE IS IGNORANCE - Michael Jackson - Black Or White uncensored ext. part only - YouTube
参考ページ
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